はじめに
このブログを見て頂いている方の中には、これからSpeeeを受けようと思っている方、今受けている方、社内で働くメンバー、そのご家族、または、取引先の企業の方々、サービスのユーザーの皆様方など、 多様な関係者の方がいらっしゃるかと思います。
そういった方々の中には、
要するにSpeeeはどんな雰囲気の会社なのか?
と、いうことを知りたくてこのブログを読んで頂いている方も多いのではないかと想定しています。
その問に対して、私なりに正確に答えようと思うと、特定の対象者に丁寧にご説明したくなってしまうのですが、対象者がこれだけ多岐に渡るとなると自分の文才ではそれも難しい。
よって、難しく考えるのはやめて、素直に、私自身がこの会社の好きだと思っている要素を書き連ねていくことで、私なりの、Speeeの組織文化・雰囲気の紹介になれば良いなぁと思うに至りました。
(以前よりブログの目的はいくつか定義していますので、詳細はこちらをご覧ください)
本題
では、私がSpeeeのことを好きな理由を早速いくつか挙げてみたいと思います。
- 目の前の成果や事実を直視する勇気があること。
- 頭を悩ますような事実に対してもチームで解法を模索し、実行に移す力があること。
- リアリストなくせに未来志向なところ。
- 特定の個人を執拗に攻撃するような愚かなことはしないところ。
- 総じて人間性が良いところ。
- 組織とは、成功に導くための役割分担であり、個々の全力の重なり合いこそが肝要であることを知っていること。
- ちっぽけな政治的振る舞いをしている人を極めて冷めた目で見る力があること。
- 何事においても学習の手を止めないところ。
- 抽象世界だけに逃げ込まずに、具体の実行こそが現実を変え、未来を引きよせることを知っていること。
- 挑戦し続ける行動様式は尊いものだということを知っていること。
- 外部の優れた才能に対して、素直に、謙虚に学ぶ姿勢があること。
個人的な感想としては、
私自身の人生の時間や情熱を注ぎこむうえで申し分のない文化だと思っています。
大のお気に入りです。
もちろん、今現在、Speee内の全ての現場で100%その状態であるのか?
と問われれば、そうではない可能性はあります。
むしろ、100%そうではないでしょう。
ただし、間違いなく我々は理想の文化を目指しており、組織文化には深く刻まれているという事実がとても重要です。
私が10年経営をしていく中で、不都合な真実に直面することで失望にも近い感情を持ったこともあります。一方で、多くの事実に救われてきました。
その救われたなぁと思うことの1つに、一度でも芽吹いた組織文化とは易々と消え去りはしないものであるという事実があります。
もちろん、一般論として、文化濃度の変動というものも残念ながらどの組織にも存在するわけです。
ただ、私はこのお気に入りの文化を多くの人が味わって欲しいので、常に濃度は濃くありたいと思っています。
特に当社のような少し落ち着いたトーンの文化の場合は、むしろ少し暑苦しいくらい濃度が濃い方が良いのかもしれないと最近は思っています。
事業の特性やフェーズによって文化濃度の調整も色々と思索してきましたがどんなケースでも濃い目が良さそうです。
過去、濃度維持の為に行ってきた試行錯誤は数知れませんが、ヒット作から空振りまで様々な変遷があります。
様々な取り組みと検証を経て1つ断定しても良いと思えることは、組織規模が大きくなればなるほど、維持をしようなどという着想から始める組織施策は大体中途半端でありロクなことにならないというとこです。
組織文化の進化や発展を目指す着想からスタートすることがとても重要です。
機会があれば私なりの「文化濃度施策」の検証結果についてもまとめてみたいと思います。