Datachain構想を発表しました

2018.02.21 お知らせ
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はじめに

この度、『Datachain(データチェーン)構想』というものをリリースさせて頂きました。

『Datachain構想』のミッションとビジョンは、
「データがつながるを新しく」
「世界中のデータをブロックチェーンによって
安全に共有できるようにする」

です。

まだリリース内容をご覧になられていない方は、以下の記事を是非ご一読下さい。
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– 「Tech Chrunch」記事:ブロックチェーンとトークンエコノミーで“データ流通革命”を——「Datachain」が始動
– 「THE BRIDGE」記事:ブロックチェーンによる企業機密データ流通PF「Datachain」が夢想する、アドテク次のビジネスモデルとは?
– 「Datachain」公式ブログ:ブロックチェーンデータプラットフォーム 「Datachain」の構想をリリースしました ← 責任者の久田が書いているもの
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一体、この『Datachain構想』とは、

– 何を課題と定義しているのか?
– 何を解決することが出来るのか?
– そして、それはどのような世界の実現に通じるのか?

等々については、
上記のURLを一通りご覧になって頂くと良いかと思います。

Speee全社の中での『Datachain構想』の位置付け

私のブログではSpeee全体の中で『Datachain構想』がどの位置付けにあるのかについて話しをさせてもらいます。

当社は、デジタルマーケティング領域からスタートし、
その後、各産業のデジタルトランスフォーメーションを目指し、
まずはデジタルマーケティングのノウハウを活かすことが出来る、メディア運営を行ってきました。

特に、ここ1-2年は、そのメディア運営に加えて、SaaS型のモデルも応用し、
デジタル化比率が低い、不動産(中古・リフォーム)、医療(クリニック)、HR(@ASEAN)など、
解決対象領域を広げながら、デジタルトランスフォーメーションの実現を目指してきました。

現在は設立10年。
400名弱の会社です。

この10年間、全て自社開発で、様々なインターネット関連の事業を運営してきましたが、
同時に、従来のビジネスモデルにおけるデータ活用の限度・不平等感・課題感等の漠然とした
違和感が少しずつ我々の中に積み重なっていました。

具体的には、デジタルマーケティングにおける、Google、Facebook等の超ITメガプレイヤー依存の加速化。
または、本当に重要なコンバージョン領域のデータをマーケティングに活かしていく事の現実的な難しさ。
更には、不動産や医療業界にて、未活用のデータが各法人・機関に眠ってたままになっている状態を目の当たりにもしてきました。

そんな中、近年急速に社会実装のフェーズに突入した、ブロックチェーンテクノロジー・トークンエコノミーを活かす事で、
そのデータ活用の、不平等・違和感・課題感の解決に通ずるのではないか?

というのが今回の『Datachain構想』の根底にある仮説です。

その仮説に対して、様々な調査・検証を重ねる事で、
『Datachain構想』というビジネスアイデアに帰結していったという経緯があります。

 

 

logo

 

今回の『Datachain構想』は、
リリース記事にもあるように、まずは、デジタルマーケティング領域への適用を考えています。

将来的には、そこで生み出される新たなデータ流通の基盤の上に、
アプリケーションプラットフォームを構築する事で、まだまだデジタル化比率が低い領域、
または、まだまだデータが本質的に活用されていない多くの産業や領域などの革新を後押しできる存在になりたいと考えています。

一方、社内に目を向けると、
現在、当社で展開している全ての事業の「拡張」「解決力向上」に通じるポテンシャルも有しています。

我々Speeeのコーポレートミッションは、
「解き尽くす。未来を引きよせる。」です。

そしてこのミッションには、以下8つのコンセプトがあり、そのミッションを実現する為の方向性を示しています
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– 1.事業を開発する、という事業。
– 2.新しい市場を創り、新しい日常を創る。
– 3.波紋を仕掛ける。
– 4.解決法はデータに潜む。
– 5.「急進」こそ、価値だ。
– 6.未来の解像度を高める。
– 7.深度と領域。
– 8.「解く」の連鎖で、より大きな解決を。

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(よろしければこちらのMovieもご覧下さい)

この8つまでを合わせて、Speeeのミッションであり、ビジョンです。

『Datachain構想』は我々が掲げているミッション・ビジョンに則した代表的な取り組みになると信じています。

よって、今までのデジタルコンサルティング事業や、
インターネットメディア事業(デジタルトランスフォーメーション事業に改名予定)の2つの事業の柱に、
この『Datachain構想』が加わる事で、全社を挙げてミッション・ビジョンの実現に近づけていきたいと考えています。

メンバー探しています!

現在、『Datachain構想』のPJメンバーを絶賛募集中です。

この事業の責任者として、ファウンダーの久田がオール・インして取り組んでいます。

既に著名なアドバイザリーボードの方々を始め、メンバーも実力者揃いで頼もしい体制になってきましたが、
まだまだ、エンジニアリングパワーを中心にメンバーは不足しています。

投機的な仮想通貨や、FinTechの機運は周知の通りですが、
その動きと一部相関しながらも、異なる文脈の中で展開されるのがこの『Datachain構想』の魅力の1つです。

これから実証実験を経て、サービスのローンチを目指します。
また、適時、ご報告させて頂ければと考えています。

ご興味がある方は是非、ご応募下さい!
ブロックチェーンで世界初のプラットフォームを創るエンジニア募集!

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