役員合宿

2013.07.05 コラム
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新しい四半期を迎えるにあたり、
恒例の「役員合宿」に行って来ました。

前々回より、全8回にわたり大塚のパーソナルな紹介を行なってきたので
間に挟む形になってしまいますが、
リアルタイムの方が良いと思いますので、触れたいと思います。

Speeeでは、
緊急度が高く、且つ、重要度が高いものは、
現場・事業部MTG・週次の経営MTGで対応し、
解決が長引くものはProject化して動くというのが、
意思決定の基本フォーマットです。

では、役員合宿はなぜ実施する必要があるのか?

緊急度はまだ高くないが、重要度が高い事案というものが会社経営にはあり、
この判断をどの質で意思決定して実行するかが、
成長を持続させる上で非常に重要なポイントになってきます。

問題が顕在化しきる前に、
どう課題定義して、誰に・どれほどの時間軸で、
解決させるのか。
 
それを予め議論して、決定するのが役員合宿の価値であり目的です。

今回の役員合宿では、
約15時間掛けて、大小併せて、全38事案について、
情報共有と議論をしてきました。

結果、いくつかの新たな取り組みをスタートすることになりました。
早速、該当部署のメンバーには動き始めてもらっています。

また、役員合宿では、
全社の事案以外に、役員の「個」に対しての自己評価と他者評価も行なっています。

 ◯自己評価
  ・Good/Bad/自己の課題と今後の解決策
 
 ◯他者評価
  ・Good/Bad/リクエスト
 
上記について、互いにフィードバックをします。
これによって、役員全員が良い意味で、お互いをマネージしあっています。

このフィードバックの内容は、さすが、的を射ているものばかりなので、
耳が痛くて、内心、聞くのが憂鬱ですが、
これを実施すると、全役員、非常に背筋が伸びます。

当然、私も例外ではなく、
各役員からみっちり、改善すべき点を指摘されました。

会社の役員同士で、
上っ面ではなく、「個」に対してのフィードバックが実行できるのは、
Speeeの良いところではないかと思っています。

役員が、
「馴れ合い」「傲慢」「怠慢」等といった、
極めて世の中にとって無価値な存在を強烈に否定して、
強制的に距離を置く。

そして、
率先して、「素直・謙虚・率直」を体現する。

この姿勢が、必ず会社全体に深く染みこんでいくことを信じて
これからも継続していきます。

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